2012年5月17日木曜日

短波受信機 (2~18MHz) - その2

ブログの更新は久しぶりだけど、この間結構頑張ってたんですよ^_^

ラジオハウスさんから仕入れていた21.6MHz MCFを使って2~18MHzをカバーするアップコンバージョン受信機のためのVCOに必要な可変範囲は23.6~39.6MHz。
1つのVCOでやりたいといろいろ試したけど断念し、2つのVCOにすることにしました。

下の写真はVCO基板です。
















発振周波数23.6-29.6MHz(受信周波数2-8MHz), 発振周波数29.6-39.6MHz(8-18MHz)の2バンド構成です。OSC&BUFF 2SK241Y, PA AMP 2SC1906, バンド切り替えはTC9256PのGPIOを使用してトランジスタスイッチ経由で電源切り替えしています。

TC9256Pを使用して1KHzステップのVCO&PLLが動作するようになったので、急いで
2-18MHz --> 21.6MHzコンバータ、21.6MHz親受信機をでっちあげました。

2-18MHz --> 21.6MHzコンバータ基板の写真です。
















OSC部を除き、トロ活P.274と同じ回路です。基板の汚さが試行錯誤を物語っています^_^
18MHz LPFと一緒にしたものに作り直したいと考えています。

21.6MHz親受信機の基板写真です。
















下側の基板は21.6MHz-->455KHz基板。やはりトロ活の回路を使用しました。ポストアンプは省略しました。
真ん中右の小さな基板は455KHzフィルタ基板。青色の四角の部品が大昔に買った京セラの455KHzセラフィルです。 フェライトコアを使ってマッチングしています。そのうち帯域幅の違ういくつかのフィルタを使った帯域幅切り替え可能な基板を作ろうと思っています。
フィルタ基板の左側がIF基板です。AYO高田OM設計のMC1350Pを2個した基板です。とりあえずSSB検波器は搭載せず、AM検波器を搭載しました。またFCZ450は入手困難でしたので普通のIFTを使用しています。

以前紹介したコントローラを含めて全部接続すると、こんな具合です。



SSGを接続して感度を確かめてみると、0dbμVは楽勝でクリアしています。
新宿のアパート1Fでは、ろくなアンテナを建てられず、今のところ軒下5mロングワイヤーで我慢していますが、東アジアの放送は強力に入感しています^_^

まだまだ試したいことがあるので、ケースに入れるのは、もう少し先にすることにしています。


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